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新市場を切り拓く

地域密着で躍動する、地元・滋賀のエネルギー商社

シリーズ「新市場を切り拓く」第28回。創業から約160年を迎える滋賀県のエネルギー商社、尾賀亀。時代が目まぐるしく変化するなか、同社は地域のエネルギーを担う商社として着実に実績を積み重ねてきた。エネルギー業界が転換期を迎えるいま、次の主力電源となる再生エネルギーにシフトを図り、次代を視野に入れたエネルギー事業に挑戦する同社の取り組みを伺った。

中長期を見据えた事業転換策、新電力「太陽光発電事業」に参入

石油製品販売と食品卸売を事業の柱とする尾賀亀は、安政3年(1856年)、現在の滋賀県近江八幡市で創業した。地元である滋賀県を中心に160年以上にわたってビジネス基盤を継承してきた、いわゆる『100年企業』だ。

創業時はナタネから採った灯油の商いで繁盛したが、石油ランプ時代が到来すると、植物油から石油へと迅速に事業転換。さらに電灯が普及すると見るや、石油販売に代って砂糖、小麦粉、雑穀の食品卸売業に注力した。

戦後、本格的なモータリゼーションが始まると、石油製品販売を再開し、法人向けの石油製品販売とSS(ガソリンスタンド)事業を主力事業に育て上げた。そんな同社が近年、力を入れているのが太陽光発電システムの販売と自社建設による太陽光発電事業だ。

専務取締役の尾賀健太朗氏は「近年、日本の石油製品市場は毎年需要が2%ずつ減少し、今後も厳しい先行きが予測されます。工場で使う石油製品も減少傾向にありますし、自動車もHV・EV化の流れは止められません。

そうした石油製品の需要低迷を補うため、当社では2015年10月から電力小売事業、2016年10月には自家消費型太陽光発電の販売、さらに後発ですが、昨年からは本格的に太陽光の自社発電事業にも参入しました。現在は、再エネも含めたエネルギー商社への進化を目指す途上にあります」と話す。

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