エネルギーコスト削減メソッド

エネルギー消費量の多い空調機器の熱負荷軽減対策を考える(機器別分析22)

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前回に引き続き、エネルギー消費量が多い空調機器を管理することが重要であるために、空調機器の消費エネルギー削減方法を述べる。今回は蓄熱システムについて述べる。熱を蓄熱槽に蓄えておくことで、熱の生産と消費をずらすことによりさまざまなメリットがある。

ピーク電力の削減

昼間のピーク時間帯使われる電力を夜間へ移行するため、電力の負荷平準化が可能となる。空調機器は夏や冬の昼間時間帯における電力増の主要因となっている。空調に蓄熱システムを導入することで、昼間の空調に必要な冷熱を蓄熱でまかない、昼間のピーク電力を削減することが可能である。

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