前回に引き続き、圧縮機について消費エネルギー削減という観点から述べる。前回のコラムでは、圧縮機の、内部体積比から理論動力を考える方法について述べた。今回は、単段機と多段機の消費電力の考え方および適正な圧縮機の選定について述べる。
単段機と多段機の違いについて
空気を高圧に圧縮する場合、消費電力量の観点から多段圧縮を行う場合がある。この多段圧縮とは所定圧力まで空気を圧縮する場合に、単段だけの圧縮によらずにいくつかの段階に分けて所定圧力まで圧縮する方法である。
続きは有料会員登録後にお読みいただけます。
- オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
- 登録月(購入日~月末)は無料サービス
- 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
- 本誌「環境ビジネス」の電子ブックも読み放題
- 月額
- 1,300円(税込)
- 年額
- 15,600円(税込)
- 1
- 2