エネルギーコスト削減メソッド

エネルギー消費量の多い圧縮機のエネルギー負荷軽減対策を考える(機器別分析39)

  • 印刷
  • 共有

前回に引き続き、圧縮機について消費エネルギー削減という観点から述べる。前回のコラムでは、部分負荷時の容量制御方式について述べた。今回は、空気圧縮機のインバータ制御による省エネルギーを述べる。

現在主流の制御方法で、駆動電動機の回転数を、圧縮空気の圧力および量というパラメータにて制御することで、必要な圧縮空気を得る。そのために、無駄な電力量を消費することが少なくなるという考え方である。これまでコラムで述べた圧縮機の省エネルギーについては、圧縮機本体の構造および圧力の制御による内容であったが、駆動機器の特性を活かした省エネルギーという点が大きく異なる。

続きは有料会員登録後にお読みいただけます。

  • オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
  • 登録月(購入日~月末)は無料サービス
  • 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
  • 本誌「環境ビジネス」の電子ブックも読み放題
月額
1,300
年額
15,600

関連記事