環境ビジネス編集部
最終更新日: 2018年05月07日
前回に引き続き、圧縮機について消費エネルギー削減という観点から述べる。前回のコラムでは、部分負荷時の容量制御方式について述べた。今回は、空気圧縮機のインバータ制御による省エネルギーを述べる。
現在主流の制御方法で、駆動電動機の回転数を、圧縮空気の圧力および量というパラメータにて制御することで、必要な圧縮空気を得る。そのために、無駄な電力量を消費することが少なくなるという考え方である。これまでコラムで述べた圧縮機の省エネルギーについては、圧縮機本体の構造および圧力の制御による内容であったが、駆動機器の特性を活かした省エネルギーという点が大きく異なる。