前回に引き続き、圧縮機について消費エネルギー削減という観点から述べる。今回は、圧縮機の用途について述べる。
空気を動力源として機器を動かす用途
圧縮機の用途のひとつは、空気を動力源として、機器を自動で動かす用途である。自動化された生産ラインや製造装置、産業用ロボットなどを対象としている。自動化を実現する上で重要なのは、産業用ロボットなどでは、ロボットの腕を動かす力、速さ、量をコントロールすることであり、現在ではあらゆる産業・業種において圧縮機の制御技術が自動化に使われている。
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