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風力を活かせ!

一本風車打法

斉藤 純夫

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メガソーラーと風力
利益の生み出し方の違い

近年、風力発電所は徐々に大型化している。黎明期は小さい風車が一本二本、その後日本初のウィンドファームが1000kWが20本で2万kW、その後も2万kW、5万kWと大型化して現在は7.8万kWが最大となる。本数も20本、30本を一箇所の場所に設置される。

これは規模のメリットを最大限生かして、利益の絶対額を大きくする、という考え方に基づいている。それは逆に徐々に大型化しないと利益が出にくい構造物になりつつあるとも言えるかもしれない。(実際に数万ボルトの送電線を最寄りの電力会社の送電網につなぐのだが非常にコストがかかってしまい、その距離がだんだん伸びている)

意外と利益を出しにくい。さらに今後は環境アセスメントに長い期間とコストがかかる。
それゆえ、以外と大きなメリットを出すのが難しいケースも多いだろう。

今ブームになっているメガソーラーがでかければでかい程、それに比例するかのように利益の絶対額が膨らむ構図とは違う。

だからこそ、短期で超大規模なメガソーラー案件に大手企業がこぞって参入するのはそのあたりにあるもかもしれない。では風力発電は本数を増やし大きければそれで良し、なのか。

前回の記事では大きいことの重要性を書いた。しかし、それは同じ場所に風車を立てるなら大きくする、高く、羽根を長くという意味だ。一方、何十本とたつ大規模風力発電所(ウィンドファーム)と、たった1本の風力発電所は利益率はどう違うのだろうか?

(※全文:1,377文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

斉藤 純夫氏
斉藤 純夫(さいとう・すみお)
ウィンドコネクト 代表取締役

 法政大学サステナビリティ研究教育機構 兼任研究員、環境省平成24年度地域における再エネビジネス振興方策等検討作業部会委員、平成23年度中央環境審議会再エネ導入量・需給調整方策検討作業グループ委員。風力発電や地域の自然エネルギービジネスのコンサルティングを行う。また、金融機関等のプロジェクトファイナンスなどの技術的サポート業務を行う。2012年9月、共同パートナーと地域エネバンクを設立。地域の風力やメガソーラー案件のファイナンスのアレンジメントやプロジェクトマネジメントを行う。

 著書に「こうすればできる!地域型風力発電~地元に利益を生み、愛される風車の実現」(日刊工業新聞社刊)。風車を見るのが好きで、国内1,800本中1,100本を見に行く(全部見ようと目論んでいるが実現していない)。メンテナンスで風車に登るのも好き。

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