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風力を活かせ!

「風ニモマケズ」

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最近、風力発電所で重大事故が相次いでいる。それも、日本の風力の歴史の中でも経験したことがない事故だ。 (今年3月に京都太鼓山の風力発電所でオランダ製750kW風車1基がナセル(風車てっぺんにある発電機室)の落下事故、4月には三重県笠取山で日本製2000kW風車が同様に落下)

この事故は様々な原因が推察されているが、憶測で語ることは避けたいので事業者や風車メーカー、第三者調査などの報告を待ちたい。

ところで風力発電機は、風エネルギーを電気に変える機械だ。それゆえ、風力発電機は風にとても強い機械だと思われがちだ。しかし、必ずしもそうではない。

以前の記事で、風エネルギーは風速の三乗に比例すると書いた。そう、風速30m/s、50m/sのような強風では風力発電機が膨大なエネルギーを受けるため「なにも対策をせずに」耐えることは困難だ。

それなのに、なぜ風車が「耐風速70m/s」などと記載されているのか?

(※全文:1,519文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

斉藤 純夫氏
斉藤 純夫(さいとう・すみお)
ウィンドコネクト 代表取締役

 法政大学サステナビリティ研究教育機構 兼任研究員、環境省平成24年度地域における再エネビジネス振興方策等検討作業部会委員、平成23年度中央環境審議会再エネ導入量・需給調整方策検討作業グループ委員。風力発電や地域の自然エネルギービジネスのコンサルティングを行う。また、金融機関等のプロジェクトファイナンスなどの技術的サポート業務を行う。2012年9月、共同パートナーと地域エネバンクを設立。地域の風力やメガソーラー案件のファイナンスのアレンジメントやプロジェクトマネジメントを行う。

 著書に「こうすればできる!地域型風力発電~地元に利益を生み、愛される風車の実現」(日刊工業新聞社刊)。風車を見るのが好きで、国内1,800本中1,100本を見に行く(全部見ようと目論んでいるが実現していない)。メンテナンスで風車に登るのも好き。

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