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風力を活かせ!

新電力と再生可能エネルギー(2)

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前回は新電力のビジネスモデルについて説明した。新電力の現状が記事の通りであるが、その中で、新電力と再生可能エネルギーはどんな関係があるのか、どう活用できるのかに触れてみたい。

再生可能エネルギーの電気を使いたい!

再生可能エネルギー固定価格買い取り制度が始まる以前から、新電力(PPSとも言う)事業は始まっており、多くの新電力は火力発電を主体としたものであった。

しかし、電力の自由化は、電気を選ぶ自由であり、多くのニーズは当然、安い電気!であるが、再生可能エネルギーの電気を使いたい、風力の電気を使いたいというニーズも存在していた。

2000年に電力自由化(部分自由化)が始まり、では、再生可能エネルギーの電気を買いたい、再生可能エネルギー100%の電気を買いたいというニーズもでてきた。 しかし、これは容易ではない。

前回の記事に書いたが、新電力は、発電量と販売量を所定の時間で一致させなければいけないという「同時同量」の義務が課されている。

このため、太陽光や風力の電気を使うとなると、需要家となる施設(ビル、ホテル、工場等)の電力負荷パターンとは全く一致しない。ほとんど火力発電の電気に多少の太陽光うや風力の電気を混じらせて、火力の調整能力で同時同量を達成することは可能であるが、これはグリーンPPSとはいえない。

(※全文:2,423文字 画像:なし 参考リンク:なし)

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この記事の著者

斉藤 純夫氏
斉藤 純夫(さいとう・すみお)
ウィンドコネクト 代表取締役

 風力発電や地域の自然エネルギービジネスのコンサルティングを行う。また、金融機関等のプロジェクトファイナンスなどの技術的サポート業務を行う。2012年9月、共同パートナーと地域エネバンクを設立。地域の風力やメガソーラー案件のファイナンスのアレンジメントやプロジェクトマネジメントを行う。

 環境省平成24年度地域における再エネビジネス振興方策等検討作業部会委員

 平成23年度中央環境 審議会再エネ導入量・需給調整方策検討作業グループ委員。

 著書に『こうすればできる!地域型風力発電~地元に利益を生み、愛される風車の実現』(日刊工業新聞社刊)。風車を見るのが好きで、国内1,800本中1,100本を見に行く(全部見ようと目論んでいるが実現していない)。メンテナンスで風車に登るのも好き。

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