2012年の一番のトピックスはやはり固定価格買取制度の導入だろう。しかも、設定された価格はかなり高い水準(23.1円/kWh;税込)となった。当初の固定価格買取制度の想定は15~20円/kWh、15~20年のレンジで進んでいた事を踏まえるとやはり恵まれた価格と言えるだろう。
当初、既存風力発電所は固定価格買取制度ではなく従来のRPS制度を存続させる事でこれまでの価格を維持できる予定であったが業界の強い要望(ロビー活動もあった)により、初期投資の補助金を計算式で調整されるがこれまでの買取価格と比べると二倍弱の価格となった。