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風力発電が伸びるために

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2月26~28日に東京ビックサイトで第2回 WIND EXPOが開催された。これまでPV EXPOが第7回であることを考えると、風力業界の出遅れ、盛り上がりにかけていたことは事実だろう。

前回の記事「立ち止まる風力発電」の通り、固定価格買取制度が始まってもなお、風力発電の設置容量は伸びてこなかった。

しかし、今回のWIND EXPOの規模、活気はこれまでになかったものだと思う。出展企業も主催者資料で170社、風力発電の基調講演も1000人の会場が満席だった。その後、筆者もWIND EXPOのレセプションに参加したが、会場の強い熱気を感じた。

風力発電も、環境アセスメントの難しさ、必要な時間、あるいは反対運動、騒音の係争など、大きな壁もあるが、一方、秋田の風の王国のように各地での風力の推進の動き、また、福島沖や上五島列島での浮体式洋上風力発電所の稼働、また、神栖海岸の着床式洋上風力(海岸から近いが)も稼働しており、これまで日本では無理ではないかとも言われていた洋上風力も始まり、全国各地で計画が立ち上がっている。

また、昨日のレセプションでも全体の1/3が外国企業からだった。海外から日本にビジネスでやってくること自体は市場が盛り上がっていることを表しており、先行しているPV EXPOも欧州、中国、台湾、韓国のパネルパワコン、架台、各種製品のブースが目立っていた。一時日本から撤退や縮小気味であった、アメリカGE、デンマークVESTASも日本でまた動き出している。

また、洋上風力発電はこれまでの風力業界以外の海洋土木や海洋技術企業が参入してきている。

風力発電が伸びるために必要なことを考えてみよう。

(※全文:1,889文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

斉藤 純夫(さいとう・すみお)

ウィンドコネクト 代表取締役

風力発電や地域の自然エネルギービジネスのコンサルティングを行う。また、金融機関等のプロジェクトファイナンスなどの技術的サポート業務を行う。2012年9月、共同パートナーと地域エネバンクを設立。地域の風力やメガソーラー案件のファイナンスのアレンジメントやプロジェクトマネジメントを行う。 環境省平成24年度地域における再エネビジネス振興方策等検討作業部会委員。平成23年度中央環境 審議会再エネ導入量・需給調整方策検討作業グループ委員。 著書に『こうすればできる!地域型風力発電~地元に利益を生み、愛される風車の実現』(日刊工業新聞社刊)。風車を見るのが好きで、国内1,800本中1,100本を見に行く(全部見ようと目論んでいるが実現していない)。メンテナンスで風車に登るのも好き。

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