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意外と難しいメガソーラーの開発

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メガソーラーブームが続き、2012年度の設備認定は1861万kW(10kW以上)と驚異的な数字となっている。

しかし、実際に運転開始をした案件は2011年度認定案件も含めて極わずかでしかない。

実はメガソーラーの開発は意外と難しい。筆者も風力の仕事だけでなくメガソーラーの関しての仕事をしており、一部サイト開発を行っている。

その難しさとはなにか?

よく言われているブローカー案件。開発したものを大企業や投資家に売却するモデルも相当数多いが、かなりの案件が、売れていないようである。

ブローカー案件と呼ばれるものは、権利3点セットとも呼ばれ、(1)設備認定、(2)電力会社への電力接続契約、(3)土地の契約 を指す。

これが、膨大な価値を見出すものとして、あちこちに売り込まれている。

しかし、実はこのような開発にはかなりの落とし穴がある。言い換えれば、売れない理由がある。

実は上記3点セットを取ること自体は難しいものではない。設備認定は所定の様式を提出すれば取得できる。電力会社への接続契約も、専門の施工業者などで設計を行い、電力会社との系統連系協議を行った上で申込みをする。この2つは所定ルールを行えば、取得可能だ。土地契約は、賃借と購入の2つのケースがあるが、いずれも、地権者との交渉次第であり、これは通常の不動産取引と変わらない。

ではなぜ、売れないのか? いくつかの理由が考えられる。

(※全文:1,852文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

斉藤 純夫氏
斉藤 純夫(さいとう・すみお)
ウィンドコネクト 代表取締役

 風力発電や地域の自然エネルギービジネスのコンサルティングを行う。また、金融機関等のプロジェクトファイナンスなどの技術的サポート業務を行う。2012年9月、共同パートナーと地域エネバンクを設立。地域の風力やメガソーラー案件のファイナンスのアレンジメントやプロジェクトマネジメントを行う。

 環境省平成24年度地域における再エネビジネス振興方策等検討作業部会委員

 平成23年度中央環境 審議会再エネ導入量・需給調整方策検討作業グループ委員。

 著書に『こうすればできる!地域型風力発電~地元に利益を生み、愛される風車の実現』(日刊工業新聞社刊)。風車を見るのが好きで、国内1,800本中1,100本を見に行く(全部見ようと目論んでいるが実現していない)。メンテナンスで風車に登るのも好き。

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