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風力を活かせ!

風力送電網整備に250億円! ― 風の通り道、風の電気の通り道(2)

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では、国ではない誰かに決めて送電線を引けばよいのだろうか?

それは難しい部分がある。

風力発電事業者が敷設する ― これは難しい。ライバル同士でもあり、共通の利害を見出しにくい。

地元の電力会社が引けばどうか。これは一理あるかも知れない。しかし、例えば電力需要のピークで約600万kW、夜間には300万kW程度まで電力需要が落ちる北海道電力管内に風力発電を数百万kW入れたら、とても制御はできないだろう。

であれば、電力会社間連系で、風力の変動を東京電力のような巨大な電力需要のあるところに送る(一部には電気を食わせるという表現も。確かにそういうイメージ化もしれない。ピチピチ動く小魚を口の中に飲み込んでしまっているかのようなイメージだが)?となるとこの電気は北海道管内ではなく、主に東京電力エリアに送られることになるだろう。

北海道電力が自己負担で送電線整備をした場合、北海道電力管内の需要家にとっては電力価格がアップする要因になるのに恩恵が得られないことになる。

(※全文:1,825文字 画像:なし 参考リンク:なし)

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この記事の著者

斉藤 純夫(さいとう・すみお)
ウィンドコネクト代表取締役
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