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風力を活かせ!

メンテナンスフリー

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固定価格買取制度が始まり、空前のメガソーラーブームが起きている。昨年度の設備認定は、住宅(10kW未満)を除いて、約1900万kWと世界でも空前絶後のレベルとなった。

今回の特徴は、再エネ経験のない方々の参入が極めて多いことだろう。不動産、投資会社、異業種、税金対策(グリーン税制活用)など。また、施工を行うEPCもメガソーラーに慣れていないところも多い。

筆者は風力発電とメガソーラーの両方に現在関わっているが、メガソーラー事業について非常に強い危機感を感じている。度合の差はあるが、メガソーラーを含む野立てソーラーは「メンテナンスフリー」という認識が強く感じているからだ。風力発電は風で回転する機会であり、台風、落雷など様々な故障を引き起こす要因もあり、メンテナンスフリーとは真逆で、どれだけ丁寧にメンテナンスをするのかが、ビジネスの成功の鍵となる。

動かない機械

一方、メガソーラーや野立てソーラーはどうだろうか?動くところは基本的にない。地面に敷き詰めているだけで、どこに壊れるところがあるのだ?というふうに見えてしまうようだ。

しかし、この2年間、メガソーラーの案件を精査し、メンテナンスという視点からメガソーラーを見るようにしているが、正直なところ、メガソーラービジネスについては、寧ろ風力発電より不安を感じている。どのような問題があるのか?を考えてみよう。故障以前の問題だが、実際に自分の目でみたものでも、このようなものがあった。

(※全文:2,341文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

斉藤 純夫氏
斉藤 純夫(さいとう・すみお)
ウィンドコネクト 代表取締役

 法政大学サステナビリティ研究教育機構 兼任研究員、環境省平成24年度地域における再エネビジネス振興方策等検討作業部会委員、平成23年度中央環境審議会再エネ導入量・需給調整方策検討作業グループ委員。風力発電や地域の自然エネルギービジネスのコンサルティングを行う。また、金融機関等のプロジェクトファイナンスなどの技術的サポート業務を行う。2012年9月、共同パートナーと地域エネバンクを設立。地域の風力やメガソーラー案件のファイナンスのアレンジメントやプロジェクトマネジメントを行う。

 著書に「こうすればできる!地域型風力発電~地元に利益を生み、愛される風車の実現」(日刊工業新聞社刊)。風車を見るのが好きで、国内1,800本中1,100本を見に行く(全部見ようと目論んでいるが実現していない)。メンテナンスで風車に登るのも好き。

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