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送電線争奪ウォーズ― メガソーラーが風力、バイオマスを潰すのか?

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空前のメガソーラーブーム

固定価格買取制度が開始して、空前のメガソーラーブームが起こった。そして、それは送電線・配電線の奪い合いの様相を呈している。特に1~3ヘクタール程度の土地があればできる。

1,000~2,000kWのメガソーラーは開発が比較的容易であり、開発コストも軽微であるため、膨大な数のメガソーラー計画が存在し、電力会社に系統連系協議が勧められている。この規模の接続は配電線(電柱の送電線;6,600V)となる(それ以上の規模は配電線の制約で鉄塔の送電線;66,000Vとなり受変電設備のコストが大きくなる)。

メガソーラー戦争

昨今、同一の配電線のエリアに複数のメガソーラー計画が殺到している。先にメガソーラーが接続されれば、次のメガソーラー計画者は、その送電線で接続できる容量から先行したメガソーラーが使用する容量を差し引いた規模の接続しかできなくなり、(1)規模を縮小する、(2)違う系統の配電線を探す、(3)計画を断念する、の3択を迫れることとなるために、我先に、という競争が起きているのだ。

(※全文:2,794文字 画像:なし 参考リンク:なし)

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この記事の著者

斉藤 純夫氏
斉藤 純夫(さいとう・すみお)
ウィンドコネクト 代表取締役

 法政大学サステナビリティ研究教育機構 兼任研究員、環境省平成24年度地域における再エネビジネス振興方策等検討作業部会委員、平成23年度中央環境審議会再エネ導入量・需給調整方策検討作業グループ委員。風力発電や地域の自然エネルギービジネスのコンサルティングを行う。また、金融機関等のプロジェクトファイナンスなどの技術的サポート業務を行う。2012年9月、共同パートナーと地域エネバンクを設立。地域の風力やメガソーラー案件のファイナンスのアレンジメントやプロジェクトマネジメントを行う。

 著書に「こうすればできる!地域型風力発電~地元に利益を生み、愛される風車の実現」(日刊工業新聞社刊)。風車を見るのが好きで、国内1,800本中1,100本を見に行く(全部見ようと目論んでいるが実現していない)。メンテナンスで風車に登るのも好き。

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