日本の洋上風力技術者不足は深刻で、2030年には1万5000人超、2050年には4万8000人超が必要とされている。2024年11月、長崎に開所した全国最大規模の施設「洋上風力人材育成センター」は、技能者の安全訓練、救助訓練から本格的な技能訓練によって、年間1000人規模の技能者育成を目指す。
江戸時代以降は貿易港として栄え、造船業や漁業など海洋産業が盛んな長崎県に2024年11月、洋上風力発電の現場で保守管理などを手がける「技能者」人材を育成する全国最大規模の施設「洋上風力人材育成センター」(長崎市)が完成した。11月11日に技能者の安全訓練、救助訓練から始め、2025年度以降は本格的な技能訓練へと順次拡大する。年間1000人規模の技能者育成を目指す。

(出所:日本財団)
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