環境ビジネス 編集部員コラム

日本、COP29で排出削減の「着実な実施」促す 1.5度目標へ共同行動を

  • 印刷
  • 共有
日本は排出削減目標の「着実な実施」を世界に呼びかけた(出所:COP29)
日本は排出削減目標の「着実な実施」を世界に呼びかけた(出所:COP29)

アゼルバイジャンで開催中の国連気候変動枠組条約第29回締約国会議(COP29)に出席している浅尾 慶一郎環境相は11月18日、気候変動対策におけるNDC(温室効果ガス削減目標)の着実な実施と共同行動を各国に促す日本政府の声明を発表した。世界の平均気温上昇を1.5度に抑えるとしたパリ協定の目標達成に向け、対策を加速させる。

野心的な削減目標を提出し、野心を実現してこそ

環境省によると、声明では各国が2025年2月までにパリ協定の「1.5度目標」への進捗状況を踏まえた上で、「整合的で野心的なNDC」を提出する必要があることを指摘。「野心を掲げて終わりでなく、着実に実施し、その野心を実現してこそ意味を成す」と、目標達成に向けた具体的な気候変動対策を実行することが重要との認識を示した。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事