環境ビジネス 編集部員コラム

次期トランプ政権「脱・脱炭素」に舵 パリ協定再離脱、化石燃料再増産

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トランプ氏による環境政策の大転換に世界は戦々恐々としている(出所:トランプ氏公式インスタグラム)
トランプ氏による環境政策の大転換に世界は戦々恐々としている(出所:トランプ氏公式インスタグラム)

2024年11月の米大統領選で圧勝した共和党のドナルド・トランプ氏が2025年1月20日、2期目の政権を発足させる。4年の空白を経て再び最高権力の座に戻るトランプ氏は環境政策や気候変動対策に消極的とされ、パリ協定再離脱、化石燃料再増産など「脱・脱炭素」に舵を切ることは確実だ。トランプ就任で世界はどうなるのか。

2025年展望-次期トランプ政権の環境政策

トランプ氏は前回の大統領在任中、産業革命以降の世界における平均気温上昇幅を2050年までに「1.5度」以内に抑えるとした2015年のパリ協定から離脱した。中国に次ぐ温室効果ガス排出国である米国の離脱は世界に衝撃を与えた。現バイデン政権で一時復帰したものの、わずか4年での再離脱となる。

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