
経済産業省、外務省、米国国務省は12月24日、第3回日米エネルギー安全保障対話で原発の小型モジュール炉(SMR)や浮体式洋上風力など、複数のクリーンエネルギーを推進することで合意したと発表した。エネルギーサプライチェーン(供給網)を構築し、ロシアによるウクライナ侵攻など地政学的リスクに備える。
日本GX推進法や米国IRA法を通じたクリーンエネルギー技術の促進
第3回日米エネルギー安全保障対話は12月12日、東京で開催された。協議では、日本のGX推進法や米国のインフレ削減法(IRA法)を通じてクリーンエネルギー技術の導入を進め、エネルギーサプライチェーンを構築することを確認。浮体式洋上風力やSMR、CO2の回収・利用・貯留(CCUS)、水素・アンモニアなど複数のクリーンエネルギーを組み合わせて活用していくことで合意した。