【環境ビジネス 編集部員コラム】

日本の脱炭素、カギ握る浮体式洋上風力 2040年度目標設定へ

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北九州で商用運転を開始した浮体式洋上風力発電所(出所:三井住友ファイナンス&リース)
北九州で商用運転を開始した浮体式洋上風力発電所(出所:三井住友ファイナンス&リース)

風力発電設備の支柱を洋上に浮かべた状態で運用する「浮体式洋上風力発電」は、2050年のカーボンニュートラル達成の目標達成に向け、エネルギー政策上の大きなカギを握る再生可能エネルギーだ。政府は浮体式の拡大を見据え、2040年までの浮体式風力の目標を2025年夏までに設定する方針だ。だが、風車メーカーとの連携など課題も少なくない。

北九州の浮体式風力、商用運転を開始 全国2カ所目

三井住友ファイナンス&リースの子会社であるSMFLみらいパートナーズ、グローカル、合人社グループ、 コトブキ技研工業、中国電力、リニューアブル・ジャパンは4月22日、福岡県北九州市の響灘沖で出力3MWの「ひびき灘沖浮体式洋上風力発電所」の商用運転を開始した。浮体式洋上風力発電所の商用化は国内で2基目となる。

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