【環境ビジネス 編集部員コラム】

川崎重工など造船3社、水素運搬船の共同量産を検討 その狙いは?

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川崎重工の水素運搬船技術をベースにして、船舶業界を挙げて水素運搬船の量産を目指す(出所:川崎重工業)
川崎重工の水素運搬船技術をベースにして、船舶業界を挙げて水素運搬船の量産を目指す(出所:川崎重工業)

川崎重工業(東京都港区)、今治造船(愛媛県今治市)、ジャパンマリンユナイテッド(神奈川県横浜市)は6月2日、液化水素運搬船の建造体制構築に向けた共同検討を始めたことを明らかにした。水素は化石燃料を大量に使う船舶業界の脱炭素を推進する上で、重要な役割を果たすと期待されている。3社の狙いはどこにあるのか。

水素運搬船、船舶業界の脱炭素・低炭素に不可欠

水素は船舶業界において温室効果ガスの排出が少ない脱炭素燃料としての期待が高く、水素運搬船の存在は低炭素・脱炭素を目指す船舶業界全体にとって必要不可欠なものになる。

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