見えてきたスマートグリッドの現実

米国における自動需要応答の最新動向と日本のあるべき対応(その6) ~家庭向けの自動需要応答の動向(1)~

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今回から3回に分けて、米国における家庭向けの自動需要応答の動向について、ご紹介します。

米国では家庭用自動需要応答市場の形成へ

家庭に自動需要応答プログラムを導入するには、スマートメーター、ホーム・ゲートウエー(中継器)、スマートサーモスタット(温度自動調節器)、スマート家電などが組み合わされた家庭用ネットワークの構築が必要です。自動需要応答プログラムのユーザー側のメリットとしては、現在フラットレートが基本であるアメリカの料金制度において、電力会社が季節や時間帯、卸売価格などさまざまな条件に応じて単価が変動するダイナミック料金制度などを導入することにより、電力料金が実質的に削減されることが挙げられます。

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