今回は、スマートグリッド「プランB」の中でも最も注目を集めている 「需要応答」(ディマンド・レスポンス)の2回目として、アメリカにおける需要応答の展開状況を概観するとともに、今後解決が必要な課題についてご紹介します。
「緊急プログラム」と「経済プログラム」の2種類
アメリカの場合も、日本同様、電力会社の多くは固定料金制(フラットレート)で、時間別の料金体系にはなっていませんが、連邦エネルギー規制委員会(FERC)は、需要応答を電源や送電設備と同様に長期的な供給力と位置付けており、電力会社はさまざまな取組みを推進しています。
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