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見えてきたスマートグリッドの現実

「電力大改革時代」に必要なスマートグリッドの「プランB」(14)~デンマークにおけるスマートグリッド「プランB」の展開(3)~

加藤 敏春

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今回はデンマークにおけるスマートグリッドの「プランB」の第3回目として、デンマークにおけるベタープレイスとチューズEVの動向についてご紹介します。

デンマークの各自治体はベタープレイスやチューズEVと提携

デンマークでは、首都コペンハーゲンをはじめ、フレズレクスベア、エーア島、フレザレチャ、ゲントフテなど各自治体がベタープレイスやチューズEVと提携して、EV供給や充電インフラの整備を推進しています。中にはフレゼリクスンド市のように、EV供給をチューズEVに、充電スタンドの設置をベタープレイスに任せている市もあります。

ベタープレイスは800ヵ所の充電スタンドと15~20ヵ所のバッテリー交換ステーションを整備

カリフォルニア州で設立されたベンチャー企業であるベタープレイスは、デンマークの電力会社ドンク・エナジーおよびルノーと提携し、国内30以上の地方自治体において、EVを提供したり、充電設備を整備しています。また、自治体によるインフラ整備に関して計画・開発段階で助言するといったかたちで協力しています。 同社は11年末までに60ヵ所の充電スタンドを設置していますが、さらに15~20年にかけて全国で800ヵ所の充電スタンドと15~20ヵ所程度のバッテリー交換ステーションを設置する計画です。充電網は、ドンク・エナジーと共同で管理します。

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この記事の著者

加藤敏春(かとう・としはる)【スマートプロジェクト代表&エコポイント提唱者】
加藤敏春(かとう・としはる)【スマートプロジェクト代表&エコポイント提唱者】
1977年東京大学法学部卒業、同年通産省(現経産省)入省,84年米国タフツ大学フレッチャー・スクールにて修士号取得。その後、在サンフランシスコ総領事館経済担当領事,通産省サービス産業課長,東京大学大学院客員教授,内閣審議官等を歴任。1994年から95年にかけてインターネットの商用利用,ベンチャービジネスに関するシリコンバレーの動向を日本に紹介。以来各種の提言活動を展開し、一般社団法人スマートプロジェクトを設立。「エコポイント提唱者」として政府が進める省エネ家電&住宅エコポイント事業に協力するとともに、節電、スマートグリッドの推進、CO2排出削減等に関する公益的活動を展開。 著書に『スマートグリッド革命』(NTT出版)、『節電社会のつくり方』(角川書店)、『エコマネー』(日本経済評論社)、『マイクロビジネス』(講談社)など多数。第17回東洋経済・高橋亀吉記念賞最優秀賞などを受賞。「プランB」の詳細を記した新著『スマートグリッド「プランB」-電力大改革へのメッセージ』(NTT出版)を本年5月17日に上梓。
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