見えてきたスマートグリッドの現実

スマートグリッドのカナメとしての「需要応答」【2】~ネガワットの重要性にも着目すべし~

日本における需要応答の導入状況

日本でも需要応答の考え方を取り入れる動きが出てきています。マンションなど契約電力が50キロワットを超えているところは、管理組合が一括受電契約している場合、国の認可はいらず自由に料金を設定できることになっています。その下で、PPS(特定規模電気事業者)最大手のエネットは、NTTファシリティーズが電力サービスを提供する首都圏の10マンション(約3000世帯)を対象に2011年7月からサービスを開始しました。

サービス内容としては、必要な時間帯に電力消費を抑制/分散した顧客に対して翌月以降の電気料金の支払いに利用可能なポイントを提供するという形で需要応答サービスを提供しています。その他、昼間の電力量料金単価を高く、朝・晩・夜間の電気量料金単価を安くすることにより、昼間の電力使用を抑制するといった一定の消費パターンを満足することで、従来の料金プランと比較して電気料金が安くなるよう季節や時間帯毎に個別の料金単価が適用される料金サービスを提供しています。また、電気使用量に応じた換算CO2排出量の表示やサービス利用者間のベンチマーキング(電気使用量ランキング)の表示といった見える化サービスの充実も行っています。

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