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見えてきたスマートグリッドの現実

「電力大改革時代」に必要なスマートグリッドの「プランB」(16)~スイスにおけるスマートグリッドの「プランB」の展開(2)~

加藤 敏春

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今回はスイスにおける電気自動車(EV)の普及促進策と日産や三菱の対応状況です。

<EV支援措置は十分とは言えず>

スイスにおいてEVの普及が進んでいないのは、EVの価格が高いのが最大の要因です。このため、全26州のうち24州において、EVを対象とした自動車税の減免措置が講じています。 このほかに、EVに関する駐車料金の減額措置が講じられており、例えば、メンドリシオ市では、EVはすべての公共駐車場に無料で駐車できます。ルガ市とベリンゾーナ市では、低燃費車の証明書付きの車両は駐車料金の減額が受けられるようになっています。 ただし、こうしたスイスの措置は、国としてEV導入推進の姿勢を明確にしているポルトガルやアイルランドなどにおける支援措置に比べると充実しているとは言えません。

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この記事の著者

加藤敏春(かとう・としはる)【スマートプロジェクト代表&エコポイント提唱者】
加藤敏春(かとう・としはる)【スマートプロジェクト代表&エコポイント提唱者】
1977年東京大学法学部卒業、同年通産省(現経産省)入省,84年米国タフツ大学フレッチャー・スクールにて修士号取得。その後、在サンフランシスコ総領事館経済担当領事,通産省サービス産業課長,東京大学大学院客員教授,内閣審議官等を歴任。1994年から95年にかけてインターネットの商用利用,ベンチャービジネスに関するシリコンバレーの動向を日本に紹介。以来各種の提言活動を展開し、一般社団法人スマートプロジェクトを設立。「エコポイント提唱者」として政府が進める省エネ家電&住宅エコポイント事業に協力するとともに、節電、スマートグリッドの推進、CO2排出削減等に関する公益的活動を展開。 著書に『スマートグリッド革命』(NTT出版)、『節電社会のつくり方』(角川書店)、『エコマネー』(日本経済評論社)、『マイクロビジネス』(講談社)など多数。第17回東洋経済・高橋亀吉記念賞最優秀賞などを受賞。「プランB」の詳細を記した新著『スマートグリッド「プランB」-電力大改革へのメッセージ』(NTT出版)を本年5月17日に上梓。
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