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見えてきたスマートグリッドの現実

アメリカと日本のディマンドレスポンス最前線(11) ~実用化に向けた中部電力の取り組みと政府の今後の方針~

加藤 敏春

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今回は需要応答(ディマンドレスポンス)の最前線第11回目として、豊田市で開始されている中部電力の最適な需要応答サービスの開発についてご紹介したいと思います。また併せて、政府の需給検証委員会が2013年以降の需要応答に関する基本方針を出しましたので、それについても解説したいと思います。

【項目の目次】
1.中部電力は最適な需要応答サービスを開発中
2.フラットレートと3時間帯別電灯の2つの場合に検証
3.政府の需給検証委員会は、2013年以降需要応答は必要と結論

中部電力は最適な需要応答サービスを開発中

前回の連載においては、豊田市のHEMS実証事業における需要応答&エコポイントの取り組みについてご紹介しましたが、これと並行して中部電力は、2012年6月から14年2月まで、前回ご紹介した「豊田市低炭素社会システム実証プロジェクト」(Smart Melit)の最大160世帯を対象にした需要応答の実証実験サービスを推進しており、13年夏以降本格的なサービスの展開を進めることとしています。

この実証実験サービスにおいては、参加家庭に電力需要データ伝送装置が設置されるとともに、家庭への各種の情報提供のための端末として、タブレット端末が配布されています(中部電力のプレスリリースおよび実験の概要については、こちら)。

(※全文:1,290文字 画像:なし 参考リンク:あり)

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この記事の著者

加藤敏春(かとう・としはる)【スマートプロジェクト代表&エコポイント提唱者】
加藤敏春(かとう・としはる)【スマートプロジェクト代表&エコポイント提唱者】
1977年東京大学法学部卒業、同年通産省(現経産省)入省,84年米国タフツ大学フレッチャー・スクールにて修士号取得。その後、在サンフランシスコ総領事館経済担当領事,通産省サービス産業課長,東京大学大学院客員教授,内閣審議官等を歴任。1994年から95年にかけてインターネットの商用利用,ベンチャービジネスに関するシリコンバレーの動向を日本に紹介。以来各種の提言活動を展開し、一般社団法人スマートプロジェクトを設立。「エコポイント提唱者」として政府が進める省エネ家電&住宅エコポイント事業に協力するとともに、節電、スマートグリッドの推進、CO2排出削減等に関する公益的活動を展開。 著書に『スマートグリッド革命』(NTT出版)、『節電社会のつくり方』(角川書店)、『エコマネー』(日本経済評論社)、『マイクロビジネス』(講談社)など多数。第17回東洋経済・高橋亀吉記念賞最優秀賞などを受賞。「プランB」の詳細を記した新著『スマートグリッド「プランB」-電力大改革へのメッセージ』(NTT出版)を本年5月17日に上梓。
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