第1の波と第2の波において登場するサービスプロバイダー
連載12で指摘した「イノベーション政策」としてのスマートグリッドの効果をフルに発揮させるためには、スマートグリッドのプラットフォームをオープンな構造にして、新産業・新ビジネスの創造力を高めることが必要です。
第1の波と第2の波においては、「エネルギーサービスプロバイダー」と「情報サービスプロバイダー」の2種類が登場し、図2のように、この2つのサービスプロバイダーとスマート顧客(需要)、スマート電力(供給)よりなる四極の構造が形成されてくることになるでしょう。「エネルギーサービスプロバイダー」と「情報サービスプロバイダー」の両者を兼ねる事業者である「スマート・サービスプロバイダー」も出現し、統合されたサービスを提供するでしょう。
続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。
- 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
- 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
- 有料記事などに使えるポイントを貯められる
- クリッピング機能で要チェック記事をストックできる