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見えてきたスマートグリッドの現実

ソーシャルキャピタルを形成せよ

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Google本社(カリフォルニア州 マウンテンビューアンフィシアター) - 環境ビジネスオンライン

Google本社(カリフォルニア州 マウンテンビューアンフィシアター)

スマートグリッド、スマートコミュニティに関する新産業の創生やイノベーション(=スマートイノベーション)について解説していますが、今回は、その4回目として「日本でスマート産業クラスターを形成するために最も必要なものは何か」について解説します。

項目としては、
 1.「起業家精神」などのカルチャーインフラの形成も重要、
 2.シリコンバレーは「Habitat」(自生地)という表現されるにふさわしい地域、
 3.ソーシャルキャピタルの形成も大事、です。

「起業家精神」などのカルチャーインフラの形成も重要

シリコンバレーではアップルやグーグルなど世界的な企業が発展を遂げています。「スマートイノベーション」を担う電気自動車、太陽電池、HEMSやBEMSに関連する企業も数多く生成、発展しています。

前回の連載「日本にスマート産業クラスターを形成せよ」において、シリコンバレーモデルが掲載された背景として6つのインフラ要素、すなわち、
(1)スタンフォード大学をはじめとする多くの大学や研究機関の存在、
(2)数多くの起業家の存在、
(3)ベンチャーキャピタルやエンジェルによるリスクマネーなどの供給、
(4)ナスダックなどの新興株式市場における資金調達メカニズム、
(5)会計士、コンサルタントなどのサポート人材の存在、
(6)世界からの人材供給メカニズム、
を指摘しましたが、シリコンバレーはこれらのインフラ要素が長い何月を経て醸成されてきた地域と言えます。

これらの4つのインフラ要素が醸成され、シリコンバレーというハイテククラスターの形成、発展を促すことになった根底にある最も重要なことは、極めて社会文化的なカルチャー、文化遺伝子(ミーム)に関係したものです。 それは、

(※全文:2,797文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

加藤敏春(かとう・としはる)【スマートプロジェクト代表&エコポイント提唱者】
加藤敏春(かとう・としはる)【スマートプロジェクト代表&エコポイント提唱者】
1977年東京大学法学部卒業、同年通産省(現経産省)入省,84年米国タフツ大学フレッチャー・スクールにて修士号取得。その後、在サンフランシスコ総領事館経済担当領事,通産省サービス産業課長,東京大学大学院客員教授,内閣審議官等を歴任。1994年から95年にかけてインターネットの商用利用,ベンチャービジネスに関するシリコンバレーの動向を日本に紹介。以来各種の提言活動を展開し、一般社団法人スマートプロジェクトを設立。「エコポイント提唱者」として政府が進める省エネ家電&住宅エコポイント事業に協力するとともに、節電、スマートグリッドの推進、CO2排出削減等に関する公益的活動を展開。 著書に『スマートグリッド革命』(NTT出版)、『節電社会のつくり方』(角川書店)、『エコマネー』(日本経済評論社)、『マイクロビジネス』(講談社)など多数。第17回東洋経済・高橋亀吉記念賞最優秀賞などを受賞。「プランB」の詳細を記した新著『スマートグリッド「プランB」-電力大改革へのメッセージ』(NTT出版)を本年5月17日に上梓。
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