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気候変動交渉の現場から

気候変動交渉と環境技術

島田 久仁彦

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1997年から気候変動の交渉に携わってきたことはすでに述べたが、その中でも、私が、日本政府代表団の一員、そして交渉の議長として、一番関わったであろうと思われるのが技術移転の交渉だろう。

その技術移転交渉は、COP18ドーハ会議において、技術移転に関する世界的な政策および戦略的な方向性を示す「技術執行委員会(TEC)」と途上国の具体的な技術へのニーズを受け取り、官民が協力してその導入に携わるCTCN(気候変動技術センターとネットワーク)からなる「技術メカニズム」の設立をもって一応の結論を得たと思う。

(※全文:1,201文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

島田 久仁彦 (しまだ・くにひこ)
島田 久仁彦 (しまだ・くにひこ)

 国際的に有名な交渉ストラテジストとして知られ、国際会議のファシリテーションのプロフェッショナルとして認められている。現在KS International Strategies社のCEOを務める傍ら環境省参与およびSun Investment社のパートナーとしても活躍。


 これまでに環境省国際調整官として気候変動交渉で政府代表団でリード交渉官を務めると同時に、数々の議題で交渉の議長なども歴任。

 2010年10月に名古屋で開催された生物多様性第10回締約国会議(CBD-COP10)では、議長補佐を務め会合の成功に寄与した。環境問題、とくに気候変動問題には、1997年から関わっており、気候変動の国際交渉においては知らない人がいないと言われるほど名が知られている。2012年3月、これまでの活動が評価され、世界経済フォーラムのYoung Global Leaders 2012(YGL2012)に選出された。

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