気候変動交渉の現場から

続・TPPは環境にとって敵なのか?

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長い国内での議論の末、安倍政権の下、日本もTPP (環太平洋パートナーシップ)へ参加を決め、すでに参加している各国との調整を経て、正式に参加が認められた。交渉の項目のいくつかは、すでに先行する各国間で結論が出ており不変と解釈されている内容もあるが、交渉の本格化はまだまだこれからだ。

交渉戦略を専門とする筆者としては、どのようにエース級をそろえた日本の交渉団がTPP交渉を進めていくか非常に楽しみにしている。私個人としては、総合的に見てTPPへの参加は賛成なのだが、気になっていることもある。

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