> コラム > 海外の技術基準を塗り替えろ
気候変動交渉の現場から

海外の技術基準を塗り替えろ

島田 久仁彦

記事を保存

スタンダード会員登録 のあとに ログイン していただくと全文をご覧いただけます。

日本の家電を求めて海外観光客が集まる秋葉原

途上国への技術支援は、「敵に塩を送る」だけなのか。製品化したものが支援対象国で流通することで、日本の技術基準をスタンダードにしてしまう、といったことも考えられる。(写真は、日本の家電を求めて海外観光客が集まる秋葉原)

今後、技術メカニズム、とくにCTCNのNが表すネットワーク機関として、GSEPなどのグループはもちろん、個別のセクターなども、積極的に実際のプロジェクトに参加し、ハードな技術のみならず、ノウハウなどのソフトな技術も移転し、途上国の政府や産業界と共により低炭素な世界を作るために大活躍いただきたいと強く願っている。

もしかしたら、当初の活動においては、従来から中国などを想定して言われているように「敵に塩を送る」ようなことになるかも知れないが、私の個人的な感覚では、技術支援は、必ずしも、各企業の本業とは別物ではないと考えている。

(※全文:1,324文字 画像:あり 参考リンク:なし)

スタンダード会員の方はここからログイン

気候変動交渉の現場から バックナンバー

この記事の著者

島田 久仁彦 (しまだ・くにひこ)
島田 久仁彦 (しまだ・くにひこ)

 国際的に有名な交渉ストラテジストとして知られ、国際会議のファシリテーションのプロフェッショナルとして認められている。現在KS International Strategies社のCEOを務める傍ら環境省参与およびSun Investment社のパートナーとしても活躍。


 これまでに環境省国際調整官として気候変動交渉で政府代表団でリード交渉官を務めると同時に、数々の議題で交渉の議長なども歴任。

 2010年10月に名古屋で開催された生物多様性第10回締約国会議(CBD-COP10)では、議長補佐を務め会合の成功に寄与した。環境問題、とくに気候変動問題には、1997年から関わっており、気候変動の国際交渉においては知らない人がいないと言われるほど名が知られている。2012年3月、これまでの活動が評価され、世界経済フォーラムのYoung Global Leaders 2012(YGL2012)に選出された。

記事を保存

環境セミナー・イベント情報

関連カテゴリ

Copyright © 2012 日本ビジネス出版. All rights reserved.