気候変動交渉の現場から

2015年合意に向けた交渉のギアチェンジ ~第3回(終)~

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(前回の続きから)さて、このような流れの変化に直面し、私たち、日本はどうするべきなのだろうか?これまでは「環境先進国」というモデルとなり、温暖化の交渉においても比較的高いリーダーシップを発揮してきたように思うが、先述のように、原発再稼働の見込みが立たないことで、気候変動交渉におけるオピニオンリーダーとしての役割を果たすための、立場のclarityを出せないジレンマに陥っている。

「2015年第1四半期までに目標を出すべき」との時流に直面し、エネルギー戦略もはっきりできない中でも、私は、日本ははっきりとした姿勢を示すべきだと考える。

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