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気候変動交渉の現場から

PM2.5問題を巡る国際的な駆け引き(前編)

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PM2.5問題が巷で騒がれるようになったのはいつ頃からだっただろうか?私の記憶ではここ2、3年ほどの話かと思う。

すでにPM2.5という言葉についてはよく耳にされていることと思うので、詳説は避けたいと思うが、問題の元になっているPM2.5とは、「微小粒子状物質」と言われ、大気中に浮遊している2.5㎛(1㎛は1㎜の千分の1:髪の毛の太さの1/30程度)以下の小さな微粒子のことで、従来から環境基準を定めて対策を進めてきた浮遊粒子状物質(SPM: 10㎛以下の粒子)よりも小さな粒子で、肺の奥まで入りやすく、呼吸器系への悪影響に加え、循環器系への影響が懸念されている。ゆえに、「PM2.5問題」が報じられる際には、「きめの細かいマスクを着用」するように行政からの指導があるなど、巷で大きな健康上の懸念を起こしているのである。

では、そのPM2.5がどのようにしてできるのかというと、環境省によると、粒子状物質には、物の燃焼などによって直接排出されるものと、硫黄酸化物(SOx), 窒素酸化物(NOx), 揮発性有機化合物(VOC)などのガス状大気汚染物質が、主として環境大気中での化学反応により粒子化したものとがある。

(※全文:1,780文字 画像:なし 参考リンク:なし)

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