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気候変動交渉の現場から

自分たちの持てる宝(力)を信じて、環境問題に貢献していくことが重要

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一連の気候変動サミットの報道で残念なのは、メディアが「ネガティブなニュースばかり」捉えて、「日本は置いてきぼりをくらっている」とか、「イニシアティブを示せない」といった批判的な内容が多く、またそれを基にNGOが政府批判に走り、各国から寄せられている支援への謝辞や、今後、JCMを通じて行いうる具体的な支援への期待については伝えていないことだ。

それゆえに、政府内においても、どうも批判を避けようとする内向きで消極的な姿勢がみられ、すでに述べたような「期待感」に気づけなくなって、このままだとみすみすチャンスを逃すことになるのではないかと懸念している。また、憂慮すべきこととして、「数値目標への固執」があるだろう。

(※全文:1,580文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

島田 久仁彦(しまだ・くにひこ)

環境省参与

国際的に有名な交渉ストラテジストとして知られ、国際会議のファシリテーションのプロフェッショナルとして認められている。著書に『交渉プロフェッショナル:国際調停の修羅場から』(NHK出版)などがある。

これまでに環境省国際調整官として気候変動交渉で政府代表団でリード交渉官を務めると同時に、数々の議題で交渉の議長なども歴任。

2010年10月に名古屋で開催された生物多様性第10回締約国会議(CBD-COP10)では、議長補佐を務め会合の成功に寄与した。環境問題、とくに気候変動問題には、1997年から関わっており、気候変動の国際交渉においては知らない人がいないと言われるほど名が知られている。2012年3月、これまでの活動が評価され、世界経済フォーラムのYoung Global Leaders 2012(YGL2012)に選出された。

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