気候変動交渉の現場から

GHG削減へCCAC 拠出による発言力とメリットをつかめ

  • 印刷
  • 共有

2009年をピークに気候変動の交渉への熱が冷めてきている。 その後の交渉で「2015年までに、2020年以降の国際枠組みに合意する」という合意が出来たものの、その具体的な内容はまだこれからの交渉に委ねられている。

交渉官でもある私としては、「交渉は着々と進んでいます」と申し上げたいところだが、実質的な取り組みについて決まるのは、仮に予定通り2015年末までに「新しい合意(議定書)」が合意されたとしても、「それをどう実施に移すか」といった実施規定についての交渉がまだ数年は続くことになる。

続きは有料会員登録後にお読みいただけます。

  • オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
  • 登録月(購入日~月末)は無料サービス
  • 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
  • 本誌「環境ビジネス」の電子ブックも読み放題
月額
1,300円(税込)
年額
15,600円(税込)

関連記事