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気候変動交渉の現場から

2015年合意に向けた交渉のギアチェンジ ~第1回~

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6月3日から15日まで、ドイツ・ボンにおいて補助機関会合(SB40)とAWG2.5が開催された。

筆者も、これまで通り、日本政府代表団の一員として会議に参加したが、これまでとは雰囲気が違う、言い換えればギアチェンジが行われた、会合であったとの感触を持った。

ちょうど一年前の会議では、さまざまな支援について話し合うSBIが、アジェンダを巡る争いに終始し、まったく交渉が出来ず、まだその悪影響が残っているが、2015年までに合意すると決められている「2020年以降の次期枠組み」(ワークストリーム1)と「2020年までの野心の向上」(ワークストリーム2)を交渉するAWGにおいては、昨年のCOP19 (ポーランド・ワルシャワ)での合意を受け、これまでの意見の応酬ではなく、COP21での合意に向けて、やっと本格的に交渉が始まったような気がする。

(※全文:1,744文字 画像:なし 参考リンク:なし)

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この記事の著者

島田 久仁彦(しまだ・くにひこ)

環境省参与

国際的に有名な交渉ストラテジストとして知られ、国際会議のファシリテーションのプロフェッショナルとして認められている。著書に『交渉プロフェッショナル:国際調停の修羅場から』(NHK出版)などがある。

これまでに環境省国際調整官として気候変動交渉で政府代表団でリード交渉官を務めると同時に、数々の議題で交渉の議長なども歴任。

2010年10月に名古屋で開催された生物多様性第10回締約国会議(CBD-COP10)では、議長補佐を務め会合の成功に寄与した。環境問題、とくに気候変動問題には、1997年から関わっており、気候変動の国際交渉においては知らない人がいないと言われるほど名が知られている。2012年3月、これまでの活動が評価され、世界経済フォーラムのYoung Global Leaders 2012(YGL2012)に選出された。

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