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気候変動交渉の現場から

COP19の現場から ― 会期オーバー、どうなる2014年交渉

島田 久仁彦

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(執筆)現在、2013年11月23日午前10時。総会議場で会議の再会を待っている。

今回のCOP19は、再来年2015年の新枠組み合意のためのプロセスの3年間のスタートの会議として、2015年COP21(フランス・パリ)での合意の基礎を作るための会議として位置づけられると同時に、資金供与のメカニズムや、気候変動の悪影響による損失に対してどのような対応を取るのかという積み残しのイシューについても方向性を示すことが目指されている。

そのどれもが交渉官レベルの折衝では結論を導けず、閣僚級での調整を余儀なくされている。一応、懸案事項の一つであった森林の保護・回復などを話し合うREDD+関連事項については合意が見られたが、その他の事項については、この時点ではまだ調整がついていないようで、今後どのように調整をするのか、議長の裁定を待っている状況だ。

(※全文:1,655文字 画像:なし 参考リンク:なし)

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この記事の著者

島田 久仁彦 (しまだ・くにひこ)
島田 久仁彦 (しまだ・くにひこ)

 国際的に有名な交渉ストラテジストとして知られ、国際会議のファシリテーションのプロフェッショナルとして認められている。現在KS International Strategies社のCEOを務める傍ら環境省参与およびSun Investment社のパートナーとしても活躍。


 これまでに環境省国際調整官として気候変動交渉で政府代表団でリード交渉官を務めると同時に、数々の議題で交渉の議長なども歴任。

 2010年10月に名古屋で開催された生物多様性第10回締約国会議(CBD-COP10)では、議長補佐を務め会合の成功に寄与した。環境問題、とくに気候変動問題には、1997年から関わっており、気候変動の国際交渉においては知らない人がいないと言われるほど名が知られている。2012年3月、これまでの活動が評価され、世界経済フォーラムのYoung Global Leaders 2012(YGL2012)に選出された。

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