気候変動交渉の現場から

日本の修正版2020年削減目標は妥当な数値か? 第1回 「ベネズエラ交渉団長の助け舟」

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消費税を来年4月から8%に上げると安倍総理が発表した2013年10月1日とほぼ時を同じくして、日本政府はもう一つ国際的にも国内的にも大きな決断を下した。

それは、「2005年比で2020年までに温暖化効果ガス(GHGs)を6-7%削減する」との目標の見直しの発表であった。これは民主党政権・鳩山内閣の下、2009年9月に国際公約として発表された「1990年比で2020年までに25%削減」という目標からの見直しだ。

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