気候変動交渉の現場から

ダボス会議で語られた気候変動国際枠組みの未来 ― 島嶼国にも加害者の側面

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今回の参加の際には、私自身も意見を述べる機会が多くあったが、その一つを掻い摘んでご紹介したい。気候変動による悪影響が確実に激化してきており、数多い例のひとつとして、一昨年には、米国東海岸がSuperstorm Sandyに襲われ、2013年の冬は史上最低を記録する低温や豪雪に見舞われた。

また、英国に至っては、各地で大洪水が起きているし、豪州では、今夏は記録最高の猛暑が続く事態になっている。それでもなかなか気候変動に関しての国際的な取り組みを巡る効果的な合意には至らないのはなぜだろうか?

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