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続・これからの木質エネルギービジネス

木質バイオマス発電のFITはこのままでよいのか(1)

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固定価格買取制度(FIT)がわが国でスタートして4年が過ぎようとしている。木質バイオマス発電については、当初に決められた買取価格の骨組みを維持したまま今日に至っているが、そこに内在する問題点もようやく明らかになってきた。これから数回にわたって、そうした問題点を改めて整理するとともに、どのような改善策があり得るかを提示したいと思う。

なお、この提案は筆者の個人的な意見であり、(一社)日本木質バイオエネルギー協会の公式見解ではもとよりないし、理事会等の論議を経て出たものでもない。意図しているのは、筆者なりの筋を通した素案を提示し、これからの論議のたたき台にしてもらうことである。皆さんの多様な意見を吸収してより良いプランに改良されていくことを、心から願っている。

ユニークな日本の木質バイオマスFIT

わが国のFITはドイツをお手本にしたと言われているが、木質バイオマスに関する限り、両国の報償額(買取価格)の体系はまったく異なっている。表1を見れば一目瞭然だろう。

(※全文:4,097文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

熊崎 実(くまざき・みのる)

一般社団法人 日本木質バイオマスエネルギー協会 会長

1935年岐阜県生れ。農林省林業試験場(現・森林総合研究所)林業経営部長、筑波大学農林学系教授、岐阜県立森林文化アカデミー学長を歴任。現在は、筑波大学名誉教授、日本木質ペレット協会会長、一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会会長。専門は国際森林資源論、農学博士。

著書に『林業経営読本』(日本林業調査会)、『木質バイオマス発電への期待』(全国林業改良普及協会)『木質エネルギービジネスの展望』(同左)、『木質資源とことん活用読本』(編著、農文協)ほか。訳書に『日本人はどのように森をつくってきたのか』(C.タットマン、築地書館)、『樹木学』(P.トーマス、築地書館)ほか多数。

一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会への相談は「mail@jwba.or.jp」まで。

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