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木質バイオマス発電:苦難の歴史に学ぶ(1) ~FITの走り、アメリカの「電力買取法」は何をもたらしたか~

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森林バイオマス専焼発電のリスク

木質バイオマス発電にはよく知られた苦難の歴史がある。巨額を投資して鳴り物入りでスタートした発電事業が、予期せぬ困難に直面して、うまくいかなかった例は世界にいくつもある。なぜ躓いたのか。われわれとしても、過去の事例を教訓にして、今から対策を練っておく必要があろう。

資源エネルギー庁の公表データによると、2014年9月末の時点で固定価格買取制度(FIT)の認定を受けたバイオマス発電の設備は135万kWに達したという。これは風力発電を上回り、太陽光に次ぐ出力規模だ。

(※全文:3,250文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

熊崎 実(くまざき・みのる)

一般社団法人 日本木質バイオマスエネルギー協会 会長

1935年岐阜県生れ。農林省林業試験場(現・森林総合研究所)林業経営部長、筑波大学農林学系教授、岐阜県立森林文化アカデミー学長を歴任。現在は、筑波大学名誉教授、日本木質ペレット協会会長、一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会会長。専門は国際森林資源論、農学博士。

著書に『林業経営読本』(日本林業調査会)、『木質バイオマス発電への期待』(全国林業改良普及協会)『木質エネルギービジネスの展望』(同左)、『木質資源とことん活用読本』(編著、農文協)ほか。訳書に『日本人はどのように森をつくってきたのか』(C.タットマン、築地書館)、『樹木学』(P.トーマス、築地書館)ほか多数。

一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会への相談は「mail@jwba.or.jp」まで。

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