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国際化進む木質ペレット市場と日本(4) ~外部チェックと内部モニター~

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欧州においては、木質ペレット市場の国際化に対応して、ペレットの国別品質規格がENの欧州規格に統一され、2014年末からはこれもISOの国際規格に置き換えられた。前回述べたように、欧州ペレット協議会(EPC)はこのISO規格を自ら運営するENplusにいち早く取り込み、世界的なスケールで認証事業を展開している。ドイツとオーストリアで生産されるペレットの90%はすでにENplusの認証を得ているという。

数年前まで高品質ペレットの認証と言えば、DINplusがドイツのみならず国際的にも通用する商標になっていた。これが現在どうなっているか調べてみると、ENplusに完全に吸収されたわけでも、なくなったわけでもない。いわば二本立ての状況が続いているのである。さらに事態を複雑にしているのは、製品差別化のための「自主規格」だ。つまりDINplusとENplusの両方の認証を取ったうえで、自分たちが生産するペレットの品質はそのいずれよりも優れていると主張しているのである。

(※全文:3,216文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

熊崎 実(くまざき・みのる)

一般社団法人 日本木質バイオマスエネルギー協会 会長

1935年岐阜県生れ。農林省林業試験場(現・森林総合研究所)林業経営部長、筑波大学農林学系教授、岐阜県立森林文化アカデミー学長を歴任。現在は、筑波大学名誉教授、日本木質ペレット協会会長、一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会会長。専門は国際森林資源論、農学博士。

著書に『林業経営読本』(日本林業調査会)、『木質バイオマス発電への期待』(全国林業改良普及協会)『木質エネルギービジネスの展望』(同左)、『木質資源とことん活用読本』(編著、農文協)ほか。訳書に『日本人はどのように森をつくってきたのか』(C.タットマン、築地書館)、『樹木学』(P.トーマス、築地書館)ほか多数。

一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会への相談は「mail@jwba.or.jp」まで。

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