> コラム > 英国版「熱の固定価格買取制度」 その後の展開(後編) ~助成率(tariff)引下げのメカニズム~
再エネ新時代における木質エネルギーの役割

英国版「熱の固定価格買取制度」 その後の展開(後編) ~助成率(tariff)引下げのメカニズム~

イギリスの再生可能な熱への助成策(RHI)では、非家庭部門への支援が先行し、家庭部門への支援はそれより3年ほど後れて2014年4月から始まった。後者で対象となるのは、バイオマス専焼のボイラとバイオマスペレット焚きのストーブで、ともに燃焼効率やエミッション排出にかかわる製品認証を得たものでなければならない。

非家庭部門のバイオマスボイラの場合は、熱量計の設置が義務づけられていて、実際に消費された熱の量に助成レートを乗じて補助金が支払われる。しかるに家庭部門のバイオマスシステムでは、年間の熱負荷が一律に15MWhと決められている。助成率が当初の設定どおり12.2ペンス/kWhであったとすれば、1年間の補助額は1830ポンド(1英ポンド=170円とすると30万円超)にもなるが、この1/4が4半期ごとに支払われる。

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