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英国版「熱の固定価格買取制度」 その後の展開(後編) ~助成率(tariff)引下げのメカニズム~

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イギリスの再生可能な熱への助成策(RHI)では、非家庭部門への支援が先行し、家庭部門への支援はそれより3年ほど後れて2014年4月から始まった。後者で対象となるのは、バイオマス専焼のボイラとバイオマスペレット焚きのストーブで、ともに燃焼効率やエミッション排出にかかわる製品認証を得たものでなければならない。

非家庭部門のバイオマスボイラの場合は、熱量計の設置が義務づけられていて、実際に消費された熱の量に助成レートを乗じて補助金が支払われる。しかるに家庭部門のバイオマスシステムでは、年間の熱負荷が一律に15MWhと決められている。助成率が当初の設定どおり12.2ペンス/kWhであったとすれば、1年間の補助額は1830ポンド(1英ポンド=170円とすると30万円超)にもなるが、この1/4が4半期ごとに支払われる。

(※全文:3,137文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

熊崎 実(くまざき・みのる)

一般社団法人 日本木質バイオマスエネルギー協会 会長

1935年岐阜県生れ。農林省林業試験場(現・森林総合研究所)林業経営部長、筑波大学農林学系教授、岐阜県立森林文化アカデミー学長を歴任。現在は、筑波大学名誉教授、日本木質ペレット協会会長、一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会会長。専門は国際森林資源論、農学博士。

著書に『林業経営読本』(日本林業調査会)、『木質バイオマス発電への期待』(全国林業改良普及協会)『木質エネルギービジネスの展望』(同左)、『木質資源とことん活用読本』(編著、農文協)ほか。訳書に『日本人はどのように森をつくってきたのか』(C.タットマン、築地書館)、『樹木学』(P.トーマス、築地書館)ほか多数。

一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会への相談は「mail@jwba.or.jp」まで。

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