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再エネ新時代における木質エネルギーの役割

木質バイオマス発電:苦難の歴史に学ぶ(4) ~オーストリアのバイオマスFIT:現状と展望~

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オーストリアは木質エネルギービジネスで世界の最先端を走る国の一つだが、その中核をなすのは熱供給であって、発電事業は影が薄い。2002年に導入された再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)バイオマス発電を大きく促進することにはならなかった。前回見たようにウィーン市の森林バイオマス発電所などは大変な苦境に追い込まれている。この分野でFITが果たす役割は、今後さらに限定的になる可能性が高い。

日墺で対照的な木質燃料へのスタンス

ヨーロッパアルプスを抱えるオーストリアは、日本と同様に山岳地が多く、国土の半分近くは森林である。森林面積自体は400万ha(日本の約1/6)程度で、木材資源に特に恵まれているわけではない。注目すべきは、限られた資源をフルに活用して、この国の総一次エネルギー供給の14%を木質バイオマスで賄っていることだ。

(※全文:3,041文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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