再エネ新時代における木質エネルギーの役割

欧州で広がる木質燃料価格の下落をどう見るか(3)

  • 印刷
  • 共有

連載(1) / 連載(2)

木質チップの価格動向と森林経営

一般的に言って、森林から伐り出される木材の価格は、材の伐採・搬出・販売に関わる「生産費」と、森林所有者に帰属する「原木代」に二分できる。木材の販売価格はその時々の市場で決まるのだが、市場価格から生産費を差し引いた残余が原木代として森林所有者に渡される。この原則は燃料用の木質チップでも変わらない。

続きは有料会員登録後にお読みいただけます。

  • オンラインでは実務に直結する有益なオリジナル記事を掲載
  • 登録月(購入日~月末)は無料サービス
  • 環境設備の導入・営業に役立つ「補助金情報検索システム」も利用可能
  • 本誌「環境ビジネス」の電子ブックも読み放題
月額
1,300
年額
15,600

関連記事