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バイオエネルギー政策の新たな展開:いずれ分散型熱電併給に落ち着く

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(前回はこちら)ドイツで固定価格買取制度(FIT)が発足して14年が経過した。バイオマスで発電した電気が20年もの長きにわたって一定価格で販売できると聞けば、リスクのない安定した投資環境が整えられたという印象を受けるのだが、それを根底から揺るがすような政策の軌道変更がドイツで見られ始めた。

2012年に行われた再生可能エネルギー源法(EEG)の改正で、新設の大規模発電の買取価格が大幅に引き下げられ、さらに2014年の改正で、それが小規模にまで及ぶことになった。

現在FITの認定を受けて稼働しているバイオマスプラントも安泰とは言えない。FITそのものを廃止して、市場価格に一定のプレミアムを上乗せするプレミアム固定型(FIP)に替え、最終的には一般公開入札にするという政府の方針が示されているからである。

(※全文:3,586文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

熊崎 実(くまざき・みのる)

一般社団法人 日本木質バイオマスエネルギー協会 会長

1935年岐阜県生れ。農林省林業試験場(現・森林総合研究所)林業経営部長、筑波大学農林学系教授、岐阜県立森林文化アカデミー学長を歴任。現在は、筑波大学名誉教授、日本木質ペレット協会会長、一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会会長。専門は国際森林資源論、農学博士。

著書に『林業経営読本』(日本林業調査会)、『木質バイオマス発電への期待』(全国林業改良普及協会)『木質エネルギービジネスの展望』(同左)、『木質資源とことん活用読本』(編著、農文協)ほか。訳書に『日本人はどのように森をつくってきたのか』(C.タットマン、築地書館)、『樹木学』(P.トーマス、築地書館)ほか多数。

一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会への相談は「mail@jwba.or.jp」まで。

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