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風力発電 大量導入への道

風力発電は一にも二にもメンテナンスが大事

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再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)が施行されてそろそろ2年となろうとしています。太陽光以外の再エネがほとんどまったく伸びていないとか、認定だけで着工すらしていないサイトも多いなど、いくつかの改善すべき問題点もあるものの、本来FITという制度が持つ「再エネの爆発的な進展」という点においては一定の成果を収めつつあります。一方、再エネの中でも特に風力発電は、環境アセスメントなどの問題からスタートダッシュに不利な状況に置かれており、本格的な「爆発的進展」は逆にこれからであると予想できます。

来るべき風力発電の大量導入を前に、これからこの分野に新規参入を狙う方々に声を大にしてお伝えしなければならないことは、一にも二にも「メンテナンスが大事」ということです。もちろん、環境アセスや風況観測、風車選定や重機搬入など、風車を「建てる」上で留意すべきことは山ほどあり、多くの方が関心を寄せています。しかし、風車を「守る」ことに関しては・・・、我が国の風力発電の過去の事例に鑑みても、昨今の太陽光業界のブームから見ても、まだまだこの重要性が十分強く認識されているとは言い難い状況のようです。ゆえに本コラムの連載にあたっては、まずはこの一見地味で裏方的な「メンテナンス」からスタートしたいと思います。

(※全文:3,877文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

安田 陽(やすだ・よう)

関西大学 システム理工学部 准教授

1989年3月、横浜国立大学工学部卒業。1994年3月、同大学大学院博士課程後期課程修了。博士(工学)。同年4月、関西大学工学部(当時)助手。専任講師、助教授を経て現在、同大学システム理工学部准教授。現在の専門分野は風力発電の耐雷設計および系統連系問題。 現在、日本風力エネルギー学会理事。電気学会 風力発電システムの雷リスクマネジメント技術調査専門委員会 委員長。IEA Wind Task25(風力発電大量導入)、IEC/TC88/MT24(風車耐雷)などの国際委員会メンバー。主な著作として「日本の知らない風力発電の実力」(オーム社)、翻訳書(共訳)として「洋上風力発電」(鹿島出版会)、「風力発電導入のための電力系統工学」(オーム社)など。

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