先日名古屋で開催された国際規格の専門家会合の話を書こうと思います。ちょっと時間が経っていますが、今年2月に掲載した拙稿「バルセロナ日記(国際規格の現場から)」の続編です。筆者が参加する国際電気標準会議(IEC)第88技術委員会(風力タービン)第24部会(風車の雷保護)では、今回日本がホスト役となり名古屋で会議を開催しました。
今回の会議ではいよいよ規格文書の素案が完成し、それに対して各国のメンバーがさまざまなコメントや修正案を出すという段階にきていますが、ある試験方法を巡って〈shall〉にするか〈should〉にするかでだいぶ議論になりました。
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