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風力発電 大量導入への道

データで見る日本のエネルギー政策の孤立性と特異性

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前回コラムで「ベストミックス」という用語と概念がいかに世界の潮流から乖離した日本固有の発想であるかを論じましたが、今回はさらに国際比較分析を進め、日本のエネルギー政策(特に電源構成のあり方)がいかに世界から孤立しているかをデータとエビデンスで示していきたいと思います。

図1、2は前回コラムと同様、1990年から2013年(現在統計データが入手可能な最新の年)までの電源構成を時系列で並べたもので、今回は図1にドイツ、図2に欧州(ただし経済協力開発機構(OECD)に加盟している欧州25ヶ国の平均)のグラフを示しています。前回は変動性再エネ(VRE)の導入が著しいデンマーク、ポルトガル、スペインの3ヶ国を例にとりましたが、ドイツや欧州全体もこの3ヶ国ほどではないものの、2000年以降少しずつ再エネ(特に風力太陽光)の比率(導入率)が増加しており、電源構成を徐々にかつ確実に変革させてきたことがグラフから読み取れます。

(※全文:3,547文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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この記事の著者

安田 陽(やすだ・よう)

関西大学 システム理工学部 准教授

1989年3月、横浜国立大学工学部卒業。1994年3月、同大学大学院博士課程後期課程修了。博士(工学)。同年4月、関西大学工学部(当時)助手。専任講師、助教授を経て現在、同大学システム理工学部准教授。現在の専門分野は風力発電の耐雷設計および系統連系問題。 現在、日本風力エネルギー学会理事。電気学会 風力発電システムの雷リスクマネジメント技術調査専門委員会 委員長。IEA Wind Task25(風力発電大量導入)、IEC/TC88/MT24(風車耐雷)などの国際委員会メンバー。主な著作として「日本の知らない風力発電の実力」(オーム社)、翻訳書(共訳)として「洋上風力発電」(鹿島出版会)、「風力発電導入のための電力系統工学」(オーム社)など。

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