風力発電 大量導入への道

発電ビジネスとアセットマネジメント

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これまでの筆者の一連のコラム連載では、風力発電太陽光発電など新しい発電方式である再生可能エネルギーの発電ビジネスにおけるメンテナンスの重要性に関して繰り返し議論してきました。例えば、「風力発電の事故防止に係る規制の最新動向」(2015年9月7日掲載)では、「メンテナンスを現場任せや精神論に矮小化せず、企業経営や産業政策の中で如何にシステマティックに体系化すべきか」と書かせて頂きました。

しかしながら、再エネ発電ビジネスは、若い成長分野であるということもあり、また固定価格買取制度(FIT)の元、新規参入者も爆発的に増えていることもあってか、メンテナンスの理念がまだまだ全ての再エネ事業者の経営戦略の中に浸透しきれていないのではないか、と筆者は感じています。あるいは、理念としては理解していても、抽象的すぎて実際にどう行動すればよいかわからない、という声もよくお聞きします。

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